「寿ぎ」と書いて「ことほぎ」と読む。
それを知ったのは、このコラムの作家“ぽんたんこ”氏が発信する別のコラムを見た時だった。
「これどう読むのかな?」ルーツを辿っていくと意味はわかった。ことほぐ(寿ぐ・言祝ぐ・殊祝く)という動詞がある。「言葉で祝う」という意味だ。
その名詞形が「ことほぎ」である。つまり、「言葉で祝うこと」という意味になる。
そして、その変態が「ことぶき(寿・言祝・殊祝)」である。こっちの方が一般に良く知られているはず。これは変態だったのだ。(へぇーと驚く)
こと(言)によってほく(祝う)というのが語源のようだが、偶然見つけたブログ「そうちゃん日記」に面白いというか貴重な話が載っていたので紹介しよう。
森繁久彌さんは、奥様を亡くされたときのインタビューで、寿命とは「命」を「寿ぐ」と書くんです。
寿命が来て亡くなるということは、めでたいことなんです。と、強い口調で話していました。
「最後まで生き抜いた命を祝福する」
力の限り使いきった命に対して敬意を込めて「祝う」という発想。現代人はどこかに置き忘れているような気がする。
見失ったいくつもの大切なものを見い出していくこと。を年初の誓いとしたい。
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