5月19日、北京の中国人民大学で、日本語を学ぶ中国各地の学生が日本の知識を競うクイズ大会が開かれた。日本財団と中国の大学の共催で2004年から始まった。(昨年は尖閣諸島を巡る対立で延期されていた)
新聞やテレビの報道では、尖閣諸島を巡るキナ臭い状況がクローズアップされて、日中関係は過去にない悪い状態だと日本人は思っている。(それは事実だろう)
テレビで日本車を焼き討ちする中国人を目にすると、中国の反日教育の影響などで、中国人は根本的に日本人をキラいなのだと思っていた。
だが、民間の交流は閉ざされていなかった。このクイズ大会では過去最多の60大学から参加した学生がレベルの高い戦いを繰り広げたという。
例えば「ノーベル賞を受賞した山中伸弥教授が医学部を卒業したのはどの大学?」といった質問が出た。(正解は神戸大学)上位入賞者は7月に日本に招待されて日本の大学生らと交流する予定。
団体戦で優勝した上海の東華大学日本語学科の学生は「日本語学科の学生だけでなく、デザイナーを目指す私の友達は今も日本に行きたいと夢見ている。反日デモで過激なことをした人たちが全てではない」と話したという。
こんな話を聞くと、マスコミで報道されている日中関係は何なのだろうか、と思う。中国の若者は日本にあこがれを持っている人もいるし、日本に憎しみをもっている人もいる。
「幸せ」について語る時、普通は日常生活で起きた事が評価や判断の対象となる。だが、その日常生活は国の政治、経済の影響をダイレクトに受ける。われわれの「幸せ」も大きな次元では国が健全な道を歩んでいるかにかかってくるわけだ。
わが国が健全な道を歩んでいくかは誰もわからない。だが、(あくまでも他国との対比になるが)そんなに不幸な道に迷いこむ事はないだろうという直感はある。その直感は「あこがれてくれる外国の人がいる」ところからくる。
それが、伝統文化でもアニメなどのサブカルチャーでもいいだろう。「あこがれの国」に今生きていることがどれほど幸せなことか。
ケンシローの声が聞こえてきませんか。「おまえはもう幸せなのだ」
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