古い話だが、あるお通夜での体験談。入場してきたお寺様が如何にも宗教者らしい雰囲気を醸し出され、始まった読経の世界は何とも言えない心地。立ち上がられて焼香をされた香煙が棚引く様に、そのお姿に後光を感じるような空間となっていた。
このお寺様は普通じゃない。読経を終えられてから法話があったら、きっと素晴らしいお話があるのだろうと期待をし、メモの準備をして待っていた。
やがて始まった法話だが、冒頭で「坊主として偉そうなことは言いません。今日のお通夜で誰もがこの日を迎えることを学ばれることが一番。故人がそれを皆様に教えてくださったのです」と言われ、「有名な高尾山薬王院の参道に掲げられてある言葉を参列された皆様に紹介申し上げ、これからの皆様の人生に役立つことになればの思いを託します」と結ばれたのだが、その10項目の内容は次の通りで、昨年までそのメモを残していた。
高尾山薬王院と言えば八王子にあるお寺で、テレビで採り上げられることも多いので有名だが、その10か条みたいな箴言は、それからずっと心にして来た言葉となっているので紹介を。(順番が異なっているかもしれませんがお許しを)
薄いつもりで厚いのは面の皮 厚いつもりで薄いのは人情
深いつもりで浅いのは知識 浅いつもりで深いのは欲の皮
高いつもりで低いのは教養 低いつもりで高いのは気位
強いつもりで弱いのは根性 弱いつもりで強いのは我
多いつもりで少ないのは分別 少ないつもりで多いのが無駄
こんな格言を考えられた方に敬意の拍手を贈りたくなるが、この「幸せ列車」ご訪問の皆様のこれからの人生にあってご参考になり、お心に残れば幸甚である。
かつては月例で優勝したり研修会のメンバーとして多くのメンバーと交流があったゴルフ倶楽部、この20年でラウンドしたのは1回だけ。なぜなら同伴する友人達からプレー費が高いと敬遠されたからだった。
全国に存在するゴルフ場の大半が厳しい状況を迎えている。この倶楽部も10年ほど前に外資系に買収され、預託金の売買が信じられないほど低価となっていた。
大病を患ってゴルフが出来ない状態。年会費が83000円で、これまでずっと払い込みを続けて来た。
最近では6000円で昼食付きのところも少なくない状況。そこで退会手続きを進めたら「預託金があります」とのこと。それで期待したのが大間違い。振り込んでくれた金額は預託金の2.3パーセントだった。
確か損金として扱われる税金という道があった筈。そこで税理士さんに相談したら、売買した場合には損金扱いとなるが、退会には適用されないそうでがっくり。確定申告で予想外の税金を納めることになった。
このゴルフ場、以前は一親等の名義書換は無料となっていたが、外資系になってから高額な書き換え料が必要となり、誰もが敬遠する現実もあった。
バブル期の土曜日と日曜日、プレー料金が4万円以上というコースもあったが、それでもエントリーが大変だったのが嘘みたいで信じられないではないか。
126ホールを有するゴルフ場を経営する友人がいた。あちこちへ何度も招待してくれ、専属プロとのラウンドをさせて貰って楽しかったが、バブルが崩壊し、大阪市内から近かった27ホールの内の9ホールを売却し、2番ホールから8番ホールまで墓地分譲として販売されたので驚いた。
1番ホールと9番ホールはさすがにクラブハウスから丸見えということから墓地にはならなかったが、売れ行きは?と尋ねたら、「ぼちぼちや」と笑っていた。
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厳しい現実から競争が激しくなった温泉旅館だが、これまで歓迎しなかった利用客を取り込もうと、様々な企画を提案している。
一人客なんて絶対に受け付けなかったところも「歓迎」と打ち出しているし、赤ちゃん連れに特典を設けたり、ペットまで受け入れる旅館やホテルが増え、中にはペット連れ専用の散歩コースまで出来たところがあるのだからびっくりである。
人生には節目となる年齢で様々な通過儀礼が存在するが、結婚記念日や誕生日に特典があるのは当たり前のこと。高齢者向けのバリアフリーどころか還暦セットの貸し出しから2世帯向けルームを設けたところも出て来たので驚きの変化だ。
人生の祝日に宿泊すると「祝泊」という発想から特別な料理が用意され、料理長の手書きのメニューに炊き合わせが「多喜合わせ」とあったり、焼き物が「家喜物」と書かれているので面白い。
ブライダルの世界でもめでたいが「芽出度い」と表記されたり、宴会の終わりを「お開き」と言うのがあるが、祝辞の中で「最後になりましたが」の言葉を使わないように配慮し、「結びになりますが」と言い換えることも忘れないで欲しいもの。そして「鏡割り」は禁句で「鏡開き」と言うことになる。
この「幸せ列車」のHPには離婚についてのページはないが、社会には「離婚式」なるものをビジネスとして立ち上げた人物もいる。盛大な披露宴を行し、大枚の祝儀を包んで出席した友人達に申し訳ない思いからだろうかは知らないが、人前での離婚を発表する神経が如何なものだろうかと考えてしまう。
漢字は中国から波及したものだが、我が国で変化したものや新しく生まれたものもある。また、省略文字や遊び文字の通用もあり、子供の読めない名前も話題になっているが、ちょっと興味を覚えた中国の漢字を書いておこう。
砂糖天麩羅(ドーナツ)、蜜瓜(メロン)、扁桃(アーモンド)、火酒(ウォッカ)、伊達男(ダンディ)、力査(リチャード)、琳閣倫(リンカーン)、肖邦(ショパン)などだが、遠い昔の中国文字には鏡文字というものがあり、左右が反対になったり上下が逆様になった文字の存在もあった。
遊び文字には慶応大学の関係者内で通用している「まだれ」の中に「K」や「O」を入れたりそのまま「KO」を入れる文字もあるそうだ。
「弗」という文字は否定する意味があり、「沸」となれば水でなくなり、「佛」となれば人でないということになるが、その「佛(ほとけ)」という文字の遠い昔の文字を目にしたことがあるので書いておこう。もちろんパソコンでは不可能なのでイメージだけとなるが、「人偏」の右側に上から「西」「域」「哲」の三文字が並んでいるもので、なるほど!と妙に納得をした記憶がある。
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