「ブルータス おまえもか」
紀元前44年の3月15日、ローマ皇帝カエサルが腹心のブルータスらの手で暗殺された。
1990年の3月15日、ゴルバチョフがソ連の初代大統領に就任。ここから時代が急速に動いていき今のロシアが誕生する。
百科事典の老舗エンサイクロペディア・ブリタニカ社(米)の日本法人ブリタニカ・ジャパンのトップページに「今日は何の日?」が掲載されている。上の2つは3月15日の中からピックアップした。

そのブリタニカ社が244年続いた紙の百科事典の生産を終了することになった。(明治維新の100年前に始まった)
しかし「ブリタニカ社がピンチ!」かというと実際には影響はほとんどないらしい。既に同社の売上高に占める割合は1%未満のようだ。(オンライン版が15%、教材関連が85%を占める)
ブリタニカ社はこれまでブリタニカ百科事典の新たなセットを2年ごとに発売してきたが、2010年に出版した全32巻が印刷版の最後になるとのこと。
この32巻は将来、大変なプレミアムがつきそうだ。
かつて百科事典は紐解かなくても(実際に全ページを読み尽くす人はいないだろう)書棚に並んでいるだけでそれが威厳やインテリジェンスを暗黙に象徴する存在だった。
それを所有することが豊かさの証明だった時代は遥か昔のことになった。しかし、効率や実用性を過剰に優先する殺伐とした世の中にいづれ別の形で戻ってきてほしいと願う。
ゴーヤもいいが、ゴーヤばかりでは飽きる。と言うことかどうかは知らないが今度はメロンの登場である。
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