1月14日付「お母さん、本当にこれでよかったの(1)」の続きです。
これは私の体験談である。父が78歳で亡くなったのは8年前のことだった。生前(それは亡くなる10年以上も前から)父は私をはじめとする家族(母、妹)にこんな事を語っていた。
「わしが死んだ時は密葬にしてくれ」
密葬って?と思ったが、言葉のフィーリングから「ひっそりと身内だけで葬儀をしてほしい」という意味だろうと考えた。今で言うと「家族葬」になるのだろうか。父のその言葉を家族は何度も聞かされ、それは一種の遺言のようなものとみんな解釈した。
私たちの親族はごく一部を除いてほとんどが、知らせを受けてから現地に到着するまで一日、二日を要する遠方の人ばかりである。しかも、父をよく知る人たちはみな高齢だ。
父は自分の余命を悟った頃から「葬式に出席したお年寄りが体力を使い果たして自宅に戻った後にすぐに亡くなった事を覚えている」「お年寄りたちにお金を使い、体力を使って遠方から来てもらうのは申し訳ない」と語っていた。
そして最終的に、近所のお付き合いのために行う儀礼的な葬式は不要だという結論に至ったようだ。
私もその通りだと思った。形だけの葬式に何の意味がある。私は若い時から形にとらわれる事を嫌っていたので父の気持ちはよくわかった。そして、自分も父と同じようなスタイルで送られたいとも思った。父が亡くなるまでは。。。
その思いは、皮肉にも父の死によって軌道修正を余儀なくされる。きっかけは、父の納棺の時に葬儀社の担当から言われた一言だった。
寒い日が全国で続いている。しかし、寒いのは気候だけではない。
世は不景気である。高度成長時代の右肩上がり神話は見事に覆された。考えてみればそんなに難しい理屈ではない。上りがあれば下りもある、山があれば谷もある、誰でもわかることだ。しかし、上っている最中は「このまま永遠に上っていくかも知れない」と勘違いする愚かさが万人にある。
人生に例えれば、生き生きと人生を前進している時は自分に永遠の命が宿っているように錯覚することがある。筆者にもそんな経験があるし、今もってそんな錯覚と共生している。
しかし、それが愚かなことであったとしても、必ずしも障害になるとは限らないのが人生でもある。否むしろ、坂の上の雲を目指して坂道を登っていく時の高揚感は「幸せ」につながるし社会の発展にも貢献する。
だがしかし、その一方で、春があれば冬が来ることを心して冬への備えを怠らないことが重要である。しかしまた、厳しい冬がきても必ずまた春が来るという豊かな心を持って生きたいと思う。
昨年、紅白歌合戦にも出演した大人気の子役・芦田愛菜ちゃんを見て「可愛い自分の孫」に贈り物をしたおじいちゃん、おばあちゃんが増えたという。
昔からあるビスコというお菓子がその保管性の高さに注目されて震災以降良く売れているという。
例え逆風が吹いていても、「どこに何がころがっているかわからない」「どんな幸運が舞い込んでくるかわからない」そう信じて一生懸命に生きていく。幸せとはそんな気持ちの持ち方次第ではないだろうか。
しばらく寒い日が続きますが、皆様お身体を大切に。
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1年は4つの季節に分けられている。「春夏秋冬」という言葉を使うが、何故「春」から始まるのだろうか?
どこから始まってもいいのだが、始まりがないと季節の推移を表現するこの四文字熟語が成立しない。
古来日本では一年は「春」から始まるとされた。そこから「春夏秋冬」という並びになったようだ。その最初の季節の最初の日を『立春』と呼ぶ。それが2月4日で、そこから1年がスタートする。
その前日の2月3日は季節の変わり目であるから、季節を分ける→節を分ける→節分という流れになったようである。
4つの季節があるから昔は節分が年4回あったが今は春だけになった。
そんなわけで2月3日は節分である。毎年毎年何も考えずに豆まきをして恵方巻(※)を食べてきたが、恵方巻は何故、黙って食べるのか。あれこれと調べてみたが判らず。(ご存知の方がおられたら教えてください)
「福は内、鬼は外」を実現する一年であってほしいと願いながら筆を置く。
※恵方巻(えほうまき)とは...
節分に食べると縁起が良いとされる太巻き、またはそれを食べる関西を中心とした風習。関西・中国・四国などの西日本では比較的食べる家庭が多いが、関東などの東日本ではあまり食べる習慣はないようだ。
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